水飼 茂の無料経営相談室


 
靴専門店の店主です。このHPで勉強していますが、中々業績が上向かず資金繰りが苦しい。どうしたら楽に繁盛させる法則はあるのでしょうか。お知恵をお貸し下さい。(靴専門店店主)
2015.2.3



  繁盛する優先順位を守ることです。優先順位の一位は商品構成、これで繁盛させる6割が決まります。二位は接客が3割、残りが店作りです。これは前回の経営相談室で述べましたので、資金繰りを楽にする方法をお教えしましょう。

  先ずは①仕入れ面から、売上げ額の範囲内に仕入れ額を抑える。仕入れ額を売価換算にして、毎日売上げ累計額以内に、仕入れ累計額を止めれば仕入れオーバーにはなりません。万一オーバーしたら、仕入れをストップします。メタボになったら元の体重まで絶食するのと同じです。仕入れ代金は全額現金払いにすること、掛け払いや手形払いはラクですが、仕入れオーバーになり勝ちです。現金で払い続ければ、仕入れオーバーすれば手元資金が底を付きます。新たに仕入れしたくても、カネ不足で仕入れが出来ません。在庫過多にならず、資金繰りに苦しまない知恵です。

  ②現金管理面では、粗利額の範囲内に経費を抑えることです。。あらかじめ次の投資額の分を差し引き、残りの金額で経費を賄いましょう。これはサラリーマンの生活と同じ考え方で、給料の中から貯金額を差し引き、残りの額で生活をすればお金は残ります。収入以上に支出を続け、不足金額を借金で賄えば、自民党の安倍政権と同じ、いずれ破綻するのは間違いありません。

  ③粗利額-積み立て額=経費額を守り、積み立て額が一定金額以上になれば次の投資をします。具体的には売場の増床です。売上高=売場面積ですから、これをずーっと続けるか否かは経営観の違いです。上場企業になりたければ絶えず増資を続け多店舗化を図る。一生お金に困らない程度でしたら、一店舗巨大化を図り年商5億円まで頑張って拡大を続けましょう。まちがっても小さな店を出店しないこと、一店舗5億円と、5店舗5億円では、同じ年商でねも経常利益は7倍違います。

  よく見掛けるのは、ちょっとお金が出来ると、店より個人の家にお金を掛けるケース。豪邸を建てても売上げは増えるものではないし、減価償却も出来ませんから、節税効果もありません。店は陳腐化し、生活費のコストアップで破綻する個人商店を、私幾つも見て来ました。「そんなことはとても無理」と仰るなら、経営者になるのをを諦めて、修行に出ることですね。



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