販売のプロを目指す接客講座
仕事を選ぶなら靴店の販売員が一番仕事には貴賎（身分の高い・低い）はありませんが、いい仕事とやりたくない仕事はあります。販売員の仕事が素晴らしいのは、たくさんのお客様との出会いによって、自分が磨かれていくからです。
他の多くの仕事は限られた人しか出会いがありませんが、販売はたくさんのお客さまに出会い「お客様に喜んでいただく」「お客様をハッピーにさせる」ことを、ひたすら熱心に追い続ける仕事です。その習慣が身について自分自身がハッピーな生活が送れるようになるからでしょう。
販売の仕事の中で一番良いのは靴の販売員です。それはファッション産業であることと、健康産業であることです。ファッションとは「お客様を素敵に変える」仕事でしょ、だから自分も素敵になれるじゃないですか。しかもこれからは健康を追求する事が全ての時代が来ます。健康は「快適な歩き」から得られるものですから、「靴」は健康を促進させる必須商品になります。
自ら靴の販売を選んだ方はお目が高い。たまたま靴の販売に就いた方（私はそうでしたが）は本当にいい仕事を見つけました。自分の仕事に誇りを持てると毎日ハッピーな生活が送れます。これは仕事を選ぶに際してとても大切な事なのです。
「あなたがいるからこの店に来た」と言われる販売員になる「靴」を売る「服」を売る店はこれから売れなくなります。量販店が売上げを落とし続けているのは「モノ」を売っているからでしょ。これからの売り物は「生活」になります。靴店はおしゃれな「フットライフ」や健康的な「フットライフ」を売る時代が到来します。このように考えると「モノ」を売る販売業は衰退して、「生活」を売るサービス業が成長することに気付かれるでしょう。
サービスの内容も大きく変化します。モノ売りの時代のサービスは「オマケ」「値引き」でしたが、サービス業の時代は販売員の接客による「ココロ」に変わります。お客様が求めるものは店の大きさや数、品揃えだけではありません。「あなたのサービスを受けたいからこの店に来る」時代が到来するのです。これは靴業界だけでなく全ての業界に当てはまるでしょう。販売員が最も重要な地位を得る時代が来たのです。
